新人SEふにゅすけの自己啓発ブログ

うつ病を克服し、2017年でSE3年目となります。主に自己啓発、プログラミング、雑記ネタを扱います。まったり。

【うつ病体験記】突然ですが、鬱になりました⑤復職に向けて 大きな壁にぶち当たる

こんにちは。ふにゅすけです。
 
だいぶ症状が回復してきまして、精神科の医師から復職の許可が出ました。
ですが、復職するにあたり、もう1つ大きな壁がありました。

 

 
 

f:id:hunyu412:20170101014841j:plain

 

 

復職の流れ

復職の流れは会社によって異なると思います。あくまで私の場合の復職時の流れですが、説明します。
 
まず、休職時にやり取りしていた部長へ、医師から復職の許可が下りたことを連絡します。すると、会社の産業医と面談することになったので、予約してもらいました。通っていた精神科の医師ではなく、産業医が復職の最終的な判断をします。
 
休職中に送付していた診断書(復職時には回復した旨の記載がある)と合わせて、「心病情報提供書」という書面を産業医に提出します。心病情報提供書は医師へ伝えれば書面を作成してくれるはずです。
 

産業医面談:厳しい復職への基準

仕事に対してもやる気が出てきており、復帰する気満々で産業医面談に挑みました。
ですが結論から言うと、なんと最初の産業医面談から実際に復職するまでに約3ヶ月かかりました(苦笑)。私の場合、復職するまで3回面談を繰り返すことになります。
 
この「産業医面談」ですが、驚きが多かったです。
まず1点目として、最初の面談で、元の部署に戻ることを聞かされます。私はてっきり他の部署への異動を考慮してくれるものだと思い込んでいました(ですが、冷静に考えるとあたりまえと言えばあたりまえですね)。
これはショックが大きかったですね。理由としては、私の場合、適応障害になった大きな原因の1つが「上司の絡み」だったのですが、このように症状の原因が人間関係である場合、本人、及び上司が(物理的ではなく人間的に)変わることで職場環境が改善するため、異動の必要はないと判断されるようです。
仕事の内容がどうしても合わない等の理由であれば、違う部署への配属を考えてもらえるとのこと。
 
2点目、復帰するためには体力的にも十分に回復している必要があり、そのことを人事に証明する必要があります。私の場合、「平日の勤務時間帯は外で何かしらの活動をしていること」でした。
いくら散歩やフードコートで勉強をしていたとはいえ、さすがに勤務時間帯である約8時間もの時間は活動していませんでした。結果、この条件に引っかかり、1ヶ月休職継続となりました。
いやぁ、この毎日外で8時間活動するっていうのは厳しくないですかね?そもそも、そんなに外でやることがありません 笑。
 
そして1ヶ月後の第2回目の産業医面談ですが、外で活動するようになったものの、やることが勉強、読書ぐらいしかなかったため、集中力の面で4時間程度が限界でした。
これを素直に伝えたところ、さらに1ヶ月休職継続となりました。
「おいおいふざけんな」と。こうなったら意地でも復帰してやる!と思い、外での活動時間を増やしました(それでも6時間程度が限界でした)。
 
これをまた正直に報告すると休職継続になるのが目に見えており、もう十分回復していると判断したため、ドヤ顔で「勤務時間帯は外に出て読書または勉強をしている」と嘘をつきました(真似はしない方がいいとは思います...)。ですがさすがにこれ以上休職するのは逆に嫌でしたし、休職継続のために上司へ電話で報告するのがもう嫌だったため、やむを得ませんでした。
 
そんなわけで、産業医面談に苦戦したのは不本意でしたが、産業医さんからも復職の許可をもらい、その1週間後からなんとか復職することになりました。
【鬱になりました⑥へ続く..(執筆中)】