新人SEふにゅすけの自己啓発ブログ

うつ病を克服し、2017年でSE3年目となります。主に自己啓発、プログラミング、雑記ネタを扱います。まったり。

【うつ病体験記】突然ですが、鬱になりました⑥復職

こんにちは。ふにゅすけです。
 
産業医から復職の許可が出て、ついに職場に復帰することになりました。私の場合、元の部署にそのまま戻ることになりました。担当する業務も、休職前のものと同じです。

 

会社のオフィス

 

ついに復職!

復帰1日目はちょっと緊張しました。今まで休んでいた人間が、急に復帰するわけですから、周りから変な目で見られるのではないかと思っていましたが、あまり周りの人に声をかけられることはなく、何事もなかったかのように、業務に復帰しました。周囲も、どう声をかけていいのかわからなかったのかもしれません。
 
休職前と違うのは、(1)しばらくは時短勤務であり、残業は確実にないこと、(2)仕事量が少ないことです。時短勤務により、残業が確実にないのは精神的にかなり楽です。また、いきなり業務を再開するのも無理があるため、まずは身の回りの環境を整理し、元々担当していたシステムの現在の状況を把握するところから始まりました。
 
今現在(復職後8ヶ月目)もまだ地元の精神科には通院中ですが、薬も減ってきており、たまに病院に行くのを忘れてしまうぐらい回復しております(笑)。
通院は復職後に2週間に1度、4週間に1度と少しずつ頻度が減ってきました。
産業医面談も時短勤務が終了するまで1ヶ月に1度ありました。
 

時短勤務について

これは会社によって当然異なるとは思いますが、私の場合は下記のとおりでした。
 
1ヶ月目:勤務時間1時間30分短縮 + 休憩30分追加
2ヶ月目:勤務時間30分短縮 + 休憩30分追加
3ヶ月目:1日あたり残業30分までOK
4ヶ月目:通常勤務(残業解禁)
 
休憩30分追加は、元々1時間の昼食休憩があるので、計1時間30分の休憩時間があることになります。最初の頃は用途がわからず時間を持て余していましたが、途中から仮眠室で仮眠を取ることにしました。この30分追加があるおかげで、かなり負担が軽減されていました。
この「休憩30分追加」が無くなったあとも、余った休憩時間は仮眠を取るようになりました。これにより、仕事中に眠くなることがほとんどなくなりました。
 

最後に

軽度のうつ病(正確には適応障害)の体験記をこれまで書いてきましたが、このシリーズは本記事で終了です(また何か動きがあったら続きを書くかもしれませんが)。通して読んでくださった方々、ありがとうございました。
 
まさか自分が適応障害になるなんて思ってもいませんでしたし、ここまで自分が精神的に弱い人間だとは正直思っていませんでした。自分で言うのも変ですが、責任感は強い方だと思いますので、知らず知らずのうちに無理をしてしまっていたのかもしれません。
 
やはりまだ仕事で多少指摘されたり、失敗すると凹むこともありますが、任される仕事も増えてきて、何とかやっていけているかなぁといったところです。担当する仕事が増えてきた分、残業時間も増えてきているのが少し気になりますが、順調に回復し、以前の自分と同じように仕事をこなすことができています。
 
幸い、理不尽に怒鳴りつけたりしてくる人間は、私の周囲にはいません。ですが、そのような環境で辛い思いをしながら働いている方もいるとは思います。ぜひ、無理だけはしないようにしていただきたいです。
 
適応障害になってみて、モチベーション、つまりやる気を失ってしまうことの恐ろしさを知りました。全てのことにやる気がなくなる恐怖。大好きだったことですら、やる気がなくなってしまう。今までの自分ではなく、別人になってしまった感覚です。
適応障害によりやる気がなくなることは、「今日は雨だからやる気が出ない」「疲れているからやる気が出ない」とか、そんなレベルではありません。うまく表現はできませんが、とにかくやる気がなくなり、何が原因でやる気がなくなっているのかすらわからず、ひたすら悩み、辛い状況が続きます。
人生は一度きりであり、このような憂鬱な状態で時間を過ごすのは非常にもったいなく、悲しいことです。1人でも多くの方が、憂鬱な状態から抜け出すこと、または憂鬱な状態にならないことを願っています。